計算力インフラの建設加速を受け、中国の計算力産業規模の過去5年の年平均成長率が30%を超えた。産業のエコシステムが初歩的に形成されており、現在は弱点補強中だ。

30日に開幕した2022中国計算力大会において、中国工業・情報化部の張雲明副部長は、「中国の使用中のデータセンターのラック数は標準規格で590万台超、サーバーは約2000万台で、計算力の総規模は150EFLOPS(EFLOPSは、浮動小数点演算を1秒間に100京回行うことを示す単位)超となっている」と説明した。

中国工程院の鄔賀銓院士によると、昨年の世界の計算力の分布を見ると、米国が31%、中国が27%で、これに日本、ドイツ、英国などが続いている。3種の計算力のうち、米国の基礎計算力は世界の35%、スマート計算力は15%、スパコンは30%で、中国は27%、26%、20%。米国が基礎計算力を中心とし、中国のスマート計算力が米国を遥かに上回っていることが分かる。

大会で発表された「中国総合計算力指数」によると、昨年末現在で上海市、広東省、江蘇省、河北省の使用中の計算力の規模がいずれも12EFLOPSを超えている。河北省、江蘇省、内モンゴル自治区、山西省の建設中の計算力の規模がいずれも10EFLOPSを超えている。中国の計算力新インフラは現在もペースアップ中だ。

計算力インフラは計算力産業の急成長を促した。中国の昨年の計算力コア産業規模は1兆5000億元で、関連産業規模は8兆円超。

計算力は現在、デジタル政府、インダストリアルインターネット、スマート医療、リモート教育、フィンテック、航空・宇宙、文化・マスメディアなどの各分野で広く応用されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月1日